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しょうがない!?

今朝のテレ朝「モーニングショー」

玉川さん、孤軍奮闘してました。
「しょうがない」論。

なぜ「しょうがない」という言葉に玉川さんが引っかかっていたかというと。

医療がひっ迫している沖縄の現状では、PCR検査を絞るしかない。という状況に対してみんなが「しょうがない」と言ってしまっている事に対して、それは違う訴えていました。
①GoToキャンペーンの影響もあって沖縄は今そういう状況になっている。
②濃厚接触者であっても無症状であれば検査しない。(例外:医療・介護従事者、基礎疾患のある人、65歳以上の人は検査)
この①②の出来事は「しょうがない」じゃない、と。

なぜか?
私が思うに「しょうがない」という言葉は、

〇そこでするべきことをせずに終わってしまう言葉。
(何かこちらが訴えても「しょうがないよね」という人は大抵、そのまま打開策を講じない。ということが多々あります)

〇起きたその現象が、人が予防できたであろう出来事に使うべき言葉ではない。
(例えば、一般車両が止まらないから救急車が交差点を通過できなかった。という出来事。これを検証すれば改善策を講じられます。例えば他には、泳げない人が海に浮き輪もつけずに泳ぎにいって溺れたら。浮き輪を使おうよ!となります。)

〇当事者がいう言葉であって、他人がいう言葉ではない。
(沖縄の人たちが現状自分たちにできる全てのことを行なって「(今できることはこれしかない)しょうがない」というのと、他県の人たちがその状況みて「しょうがない」っていうのってなんか違う気がします。立場によって発言していい言葉とそうでない言葉があります)

と、いうように思える言葉だからです。

玉川さんも、恐らくこういう観点から「しょうがない」という言葉を定義しているのだと思います。
だから、玉川さんは、
・沖縄のためにできることはあるのだから、「しょうがない」で終わらせず、又、他人事にしないで、日本全国で一致団結してやるべきことをするべき。
(本土などから沖縄に医療資源や人材を派遣するなど)
・同じことを繰り返さないための検証が必要。
という事を“強く”訴え、「しょうがない」ではない、と主張していたのだと思います。

「しょうがない」という言葉を使ってしまうと、「人ができることはもうない」「人が介入できる問題ではなかった」という認識にされてしまう危険性があり、それを回避したかったのだと思います。

玉川さんは、いつも、そこで生きている人たちのことを一番に考えて発言されています。
だから、単なる言葉遊びではなく、切実な動機から信念をもって発言されていたと思いました。


※人に対する思いは人それぞれだと思いますので、不快に思われた方は、こういうヤツもいると広い心で受け流してもらえると嬉しいです。




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共通テーマ:日記・雑感

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